湿布ではダメです。冷やして(アイシング)ください!
- 2015年11月3日
- 豆知識
皆さんこんにちは福岡市早良区飯倉 みのる整骨院です。
本日は、湿布(パップ)とアイシングの違いを説明します。
例えば足首を捻りました・突き指をしました・扉の角に足をぶつけました・自転車で転倒しました・自動車事故・追突事故にあいました・テニス肘・野球肘になりました・走ったら肉離れになりました・腱鞘炎になりました・部活でケガをしました
上記のようにケガ(スポーツ外傷・捻挫・打撲・挫傷・骨折・脱臼)をした時にすぐに湿布を貼っていませんか?
受傷直後(急性期)は、皮下出血(いわゆる内出血)が始まります。
放って置くと、次第に血腫(血のかたまり)ができ腫れ上がります。
そこで怪我をした直後に冷やす(アイシング)ことで、皮下出血を抑え、血腫の形成を遅らせることができます。
*一般的にアイシングは20分間行ってください。
時間が短いと血流増加し腫脹がひどくなります、長すぎると凍傷になりますのでご注意ください。
血腫の形成が遅れたことで、腫れが少なくなりケガの回復も予後も良くなります。
湿布を貼った場合は、冷たい感じがして冷えてる感覚になりますが、実際の皮膚の温度の降下はほとんど見られません。
したがってアイシングのように出血を抑える効果があまり期待できませんので、怪我をしたらすぐに冷やしましょう。
その後、湿布を貼りましょう。
*以前は突き指した時に、引っ張ることがありましたが、絶対にしてはいけません。症状を悪化させます。
症状により固定等が必要な場合がございますので、その後、整骨院の受診をお勧めします。
受傷時の処置がわからないなど、不明な点はお電話にてご説明できますので。お気軽にご相談ください。